2010年08月24日
高校生実体験プログラム
さてさて、今日は7月28~30日、そして先日の8月18日~20日にかけて行われた高校生実体験プログラムの報告です(^-^)☆
高校生実体験プログラム、これは2泊3日かけてJICA九州で九州各県の高校生が集まり、国際協力へさらなる興味関心を持ってもらう、より理解を深めてもらうことを目的に行っているものです。
佐賀県からは7月に行われた1回目で武雄高校の生徒さんが参加されました
プログラムの内容はこんな感じです☆
1日目は各高校生たちは他県の生徒たちとの親睦を深め、また、世界各国からの留学生との交流、実態の開発途上国の食事の体験をしました。アフガニスタン、イラン、バングラディシュ、ベトナム、ケニアなど様々な国の留学生と英語で交流を楽しみました。また、食事もボリビアのピケマッチョ、タンザニアのピラウ、バヌアツのブーニャなどなど、普段では絶対食べることのできない食事を味わい、箸やフォークを使わず相手国に習い、手で食べてみたり…みんながそれぞれ異文化を楽しんでいました。
2日目は実際の国際協力の現場に立つことを想定して、困っている村の開発プロジェクトをグループで協力して作りあげました。また、実際に対象となる国とJICAネットでTV会議をすることで、直接現場にいる協力隊やスタッフから話を聞いたりすることで国際理解を深めました。
教育や医療、農業、商業・観光など多くの問題がある中、みんなで意見を共有し、問題を選定し、どうやったら村人に受け入れてもらえるか、そして村人を取り込み、効果のあるプロジェクトができるかをみんなで夜遅くまで考えました。
3日目は、各グループの視点で描いた開発プロジェクトを発表し、答えは一つでなく、様々な方法があることを学びました。
1回目、2回目ともに様々なプロジェクトが出ていました。例えば、現地での環境も考え、乾期にサツマイモ、雨季に雑穀を育て、サツマイモを村の名産品として販売し村を豊かにしていくプロジェクト。また、綺麗な水が人の健康には大切と考え、かまどを作ってさらに陶器をそこから作り、その陶器で不衛生な水をろ過し、綺麗な水を得て村人を健康にするプロジェクトなど、各グループが非常に面白く、そして、発想力豊かなプロジェクトを考えてくれました。
この3日間を通して、高校生の心に残ったものがあるとすれば、その想いを大学生になっても、社会人になっても忘れないでいてほしいなと思いました。そして、これから未来を担う高校生達が国際協力に興味を持ちつづけ、将来国際協力の現場で活躍してくれる人材が育つことを期待しています
高校生国際協力実体験プログラム2012
教師海外研修プログラム2012
大学生のみなさーん、いかがです?
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