2011年01月21日
バヌアツ人の性格
みなさん、こんにちは
私も協力隊から帰国してもうすぐ2年経とうという所なのですが、仕事をしていて、人と話していて、あらゆるところで未だに「日本人ってまじめだなぁ~」と感じてしまいます。
約束は守る、時間は守る、仕事はしっかりやる・・・私はバヌアツにいたとき、こんな日本人だからこそ、戦後よくぞここまで復旧できたんじゃないかって思ったりするときがあります。
私がいたバヌアツは、その真逆!
約束守るバヌアツ人は30%、時間守るバヌアツ人は10%(いや、もっとひくいかも)、与えられた仕事をしっかりやるバヌアツ人は40
%…。南国ののんびりした気質の国だからこそ、一層こうなるのかもしれません。
私の勤務先だった病院は7時半からはじまります。
けれども、仕事も行ってもだれもいないのが毎日。待てども待てども誰も来ない。
ようやく来た!と思ったら9時とか9時半。
しかも、車でそのまま隣町までショッピングに言ったらもう帰ってきません。そのまま帰宅です。
冗談ではなく、だいたいこんな感じの毎日でした。
「だから発達しないんじゃないのー!?」とか、「問題山積みなのに、なんで自分の国のことにもっと一生懸命にならないんだろう!?」とか
ほんとに色々と考え悩みました。
しかし、今ではそんな彼らを逆に幸せだなぁって思うことがあります。
だって、時間にとらわれず、せかせかせずに過ごせるし、何より家族との時間を大事にできますよね。
実際、バヌアツでは、多くの人が仕事がなくても、首都に行かなければ、豊かな自然があるので、自給自足の生活ができるのです。
ジャングルを畑にして、芋を植えたり、野菜を作ったりして食べるものには困りませんでした。
発達していくにつれ、みんな仕事を求めて都会に出て、でも、仕事がなく犯罪に走る…。なんだか、国が発展していっているはずなのに、こういった問題が起きて、心の貧困が起こっていく様は矛盾しているように感じました。
私がいた島は食べ物に困っていれば、隣の人がくれるというホスピタリティーあふれる精神の人たちばかりでした。
そんなバヌアツの良さを、そして、離れてみて実感した日本の良さを両方知って、日本は失ったものもあるし、逆にバヌアツから学ぶべきところがたくさんある気がします。また、バヌアツにも、もう少し、日本のように仕事もがんばってくれたらなーなんて思うこともありましたが
そんなバヌアツの良さ、日本の良さの両方を知って、私も気楽に、でもやるときはやる!という精神で、これからも行きたいなと思います。
でも、私の性格はどちらかというと、バヌアツよりなのかもしれませんけれど…
すみません、今回だらだらと書いてしまいましたが、次回はバヌアツの紹介をしたいと思います
私も協力隊から帰国してもうすぐ2年経とうという所なのですが、仕事をしていて、人と話していて、あらゆるところで未だに「日本人ってまじめだなぁ~」と感じてしまいます。
約束は守る、時間は守る、仕事はしっかりやる・・・私はバヌアツにいたとき、こんな日本人だからこそ、戦後よくぞここまで復旧できたんじゃないかって思ったりするときがあります。
私がいたバヌアツは、その真逆!
約束守るバヌアツ人は30%、時間守るバヌアツ人は10%(いや、もっとひくいかも)、与えられた仕事をしっかりやるバヌアツ人は40
%…。南国ののんびりした気質の国だからこそ、一層こうなるのかもしれません。
私の勤務先だった病院は7時半からはじまります。
けれども、仕事も行ってもだれもいないのが毎日。待てども待てども誰も来ない。
ようやく来た!と思ったら9時とか9時半。
しかも、車でそのまま隣町までショッピングに言ったらもう帰ってきません。そのまま帰宅です。
冗談ではなく、だいたいこんな感じの毎日でした。
「だから発達しないんじゃないのー!?」とか、「問題山積みなのに、なんで自分の国のことにもっと一生懸命にならないんだろう!?」とか
ほんとに色々と考え悩みました。
しかし、今ではそんな彼らを逆に幸せだなぁって思うことがあります。
だって、時間にとらわれず、せかせかせずに過ごせるし、何より家族との時間を大事にできますよね。
実際、バヌアツでは、多くの人が仕事がなくても、首都に行かなければ、豊かな自然があるので、自給自足の生活ができるのです。
ジャングルを畑にして、芋を植えたり、野菜を作ったりして食べるものには困りませんでした。
発達していくにつれ、みんな仕事を求めて都会に出て、でも、仕事がなく犯罪に走る…。なんだか、国が発展していっているはずなのに、こういった問題が起きて、心の貧困が起こっていく様は矛盾しているように感じました。
私がいた島は食べ物に困っていれば、隣の人がくれるというホスピタリティーあふれる精神の人たちばかりでした。
そんなバヌアツの良さを、そして、離れてみて実感した日本の良さを両方知って、日本は失ったものもあるし、逆にバヌアツから学ぶべきところがたくさんある気がします。また、バヌアツにも、もう少し、日本のように仕事もがんばってくれたらなーなんて思うこともありましたが
そんなバヌアツの良さ、日本の良さの両方を知って、私も気楽に、でもやるときはやる!という精神で、これからも行きたいなと思います。
でも、私の性格はどちらかというと、バヌアツよりなのかもしれませんけれど…
すみません、今回だらだらと書いてしまいましたが、次回はバヌアツの紹介をしたいと思います
Posted by JICAデスク佐賀 at 17:22│Comments(2)
│JICAデスク佐賀のつぶやき
この記事へのコメント
私も、20年位前にその当時は、バヌアツ共和国と言ってました。まだ東急グループにいた時ですので、バヌアツにホテル ル・ラゴンで東急電鉄が経営しておりました。今は、売ってしまいましたが。その当時ホテルの総支配人が同じようなことをいって悩んでいました。給料を渡すともう働きに来なくなりスケジュールもなにもないいんだと。私は9日間くらい滞在しましたが、正直言って日本が一番と感じました。しかし、職場までカヌーで通勤出来る環境は素晴らしいなと思いました。それもあり、福岡のアジア太平洋博覧会にはそのバヌアツから酋長役とその娘役でバヌアツの方に約7ヶ月間日本で働いてもらいました。宿舎が西新でした。そして、バヌアツよりショーのために1ヶ月タレントとして30人来て頂き、オフの日に全員を新幹線に乗せました。そして小倉城まで行き天守閣にあった大太鼓を叩かせたり、パチンコを経験させた時のことを今も思い出してしまいます。又機会があったらいってみたいと思います。
Posted by そいぎんた at 2011年01月21日 17:45
本当、そうですよね。バヌアツ人を働かせる意欲を起、こさせるにはどうしたらいいのか私も良く悩みました…。ホテルル・ラゴン、いまだにありますよ!私がいた2年間でも、首都は最初と最後の方では車の量が増えて変わっていました。
また機会があればいってみてください♪私もいつか必ず><!
また機会があればいってみてください♪私もいつか必ず><!
Posted by JICAデスク佐賀 at 2011年01月25日 17:07