2012年03月22日
自分にできることを… ベトナムでの活動
こんにちは。
今日は、久しぶりの海外からの活動報告です~
ベトナムのホーチミン市整形外科リハビリテーション病院で
作業療法士として活動されている高尾隊員からです。
4月1日からJICAボランティアの春募集も始まります。
(詳しくは、コチラ)
青年海外協力隊活動の参考にどうぞ
**************(以下、高尾隊員からの報告です)****************
「また高くなった!」
上昇し続ける物価、
建設ラッシュのホーチミンの街。
発展していく国の勢いを肌で感じる毎日。
ベトナムに派遣されて、1年8ヶ月が経ちました。
私は、ホーチミン市整形外科リハビリテーション病院で
作業療法士として活動しています。
今回は、病院以外の場所を回って感じたことを
お伝えします。
孤児院、
養護学校、
地域での訪問リハビリテーション、
貧困地区、
老人ホーム…
協力隊として派遣されて以来、
時間を見つけては、病院以外の場所に
足を伸ばしてきました。
私の配属先とは対照的に、
郊外の施設は支援が届きにくく、
人の出入りが少ない閉鎖的な場所も少なくありません。
その中で、月に1回通っている場所があります。
ホーチミン市からバスで1時間ほど離れた
クチという地方での、リハビリのボランティア活動です。
(クチでのボランティア)
ここでは、以前学校の先生をされていた方の自宅をお借りして、
近くに住む障害児のリハビリを行なっています。
ここにくる子供たちは、金銭的な問題や、
自宅近くに医療・福祉機関がないなど、
リハビリテーションを受ける機会がない子供たちです。
私の他にも、ホーチミン近郊で活動している協力隊の仲間、
その同僚なども一緒に活動しています。
ベトナムは、社会的な背景として、
ベトナム戦争の枯葉剤被害による重複障害児や、
目覚しい発展の中、多発する交通事故によって
障害をかかえた子供たちも少なくありません。
(ホーチミン市はバイクだらけ!)
障害児学校(視覚・聴覚・知的障害学校)
はあるものの、肢体不自由児のための学校が少なく、
多くの重複障害児は、在宅のまま放置されたり、
病院・孤児院に収容され、教育サービスを受けられていない、
という状況下にあります。
私たちは、限られた時間ではありますが、
家族と一緒に、子供の成長を見ていきながら、
情報を交換しあっています。
たとえば都市部では誰もが知っているような
福祉道具も地方に住む人たちは知らないことがたくさんあります。
「子供とどうやって関わったらいいのか?」
「この手はもっと動くようになるのか?」
いろいろな質問を受けます。
(孤児院訪問)
一人でも多くの障害を抱えた子供たちが、
よりよく成長していけるよう、
また、その子供が持っている能力を最大限に引き出せるような
関わりをしていくことができれば、と思っています
今日は、久しぶりの海外からの活動報告です~
ベトナムのホーチミン市整形外科リハビリテーション病院で
作業療法士として活動されている高尾隊員からです。
4月1日からJICAボランティアの春募集も始まります。
(詳しくは、コチラ)
青年海外協力隊活動の参考にどうぞ
**************(以下、高尾隊員からの報告です)****************
「また高くなった!」
上昇し続ける物価、
建設ラッシュのホーチミンの街。
発展していく国の勢いを肌で感じる毎日。
ベトナムに派遣されて、1年8ヶ月が経ちました。
私は、ホーチミン市整形外科リハビリテーション病院で
作業療法士として活動しています。
今回は、病院以外の場所を回って感じたことを
お伝えします。
孤児院、
養護学校、
地域での訪問リハビリテーション、
貧困地区、
老人ホーム…
協力隊として派遣されて以来、
時間を見つけては、病院以外の場所に
足を伸ばしてきました。
私の配属先とは対照的に、
郊外の施設は支援が届きにくく、
人の出入りが少ない閉鎖的な場所も少なくありません。
その中で、月に1回通っている場所があります。
ホーチミン市からバスで1時間ほど離れた
クチという地方での、リハビリのボランティア活動です。
(クチでのボランティア)
ここでは、以前学校の先生をされていた方の自宅をお借りして、
近くに住む障害児のリハビリを行なっています。
ここにくる子供たちは、金銭的な問題や、
自宅近くに医療・福祉機関がないなど、
リハビリテーションを受ける機会がない子供たちです。
私の他にも、ホーチミン近郊で活動している協力隊の仲間、
その同僚なども一緒に活動しています。
ベトナムは、社会的な背景として、
ベトナム戦争の枯葉剤被害による重複障害児や、
目覚しい発展の中、多発する交通事故によって
障害をかかえた子供たちも少なくありません。
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Posted by JICAデスク佐賀 at 09:50│Comments(0)
│佐賀県出身JICAボランティア