2011年08月09日
作業療法士というシゴト@ベトナム
みなさま、こんにちは
最近、セミの声の大きさが一段と増していると思うのは、私だけでしょうか。
(最後の力を振り絞っているんでしょうね)
しかし、暑い
今回は、作業療法士として活動されている高尾さんの活動紹介です。
作業療法士という職業がないベトナムでどのような活動をされているのか???
ぜひご覧ください
こんにちは。
高尾麻衣子と申します。
私は、福岡県にある病院で4年働いた後、現職参加制度を利用し、職場を休職させていただき、この青年海外協力隊に参加しています。
現在は、ホーチミン市にある障害児整形外科リハビリセンターで作業療法士として活動しています。
ベトナムにはまだ作業療法士という職業がなく、発達障害領域の子供を対象に、正しい作業療法知識に基づく治療・訓練の 質の向上を図る目的で、派遣されました。
配属先のセンターは、たくさんの緑に囲まれた、とても魅力的な場所です。
スタッフ数約70名(同僚の理学療法士10名含む)、ベッド数約120床、その他、子供のデイケアや外来リハビリに来る子供たちで、センター内はいつも活気に満ち溢れています。また、たくさんの外国人ボランティアの出入りがあり、地域に開かれたセンターです。
私の1日の活動は、主に外来の子供のリハビリと、デイケアの子供のお世話・日常生活動作訓練(食事・着替えなど)です。
デイケアには、16歳未満の約40名の子供たちが通ってきています。
配属された当初一番驚いたのは、この子供たちがバイクで送り迎えされていることでした。
バイクの上で姿勢を保てない子は、両親の間に挟まれていたり(3人乗りで)、抱っこ紐のようなもので、しっかりと抱えられ、やってきていました。日本では考えられません。
子供たちは、先天性の病気や、交通事故により障害を抱えています。
戦争時の枯葉剤の影響を受けている子もいると言われていますが、証明することが難しく、保障を受けることができるのは、ほんの一握りだと聞きました。
また、交通事故が多いのもベトナムの特徴だと思います。、世界1位と言われているバイクの数、交通マナーも悪く、いくら注意していても、ヒヤリとするような出来事によく遭遇します。
(バイクの嵐…)
日々活動する中で感じたことは、技術を伝えるつもりできていたけど、逆に教わることも多くあったということ。
乏しい語学力、人間関係、1人ではなにもできないことを実感させられ、周りと協力することの大切さを改めて感じました。
また、子供たちの笑顔がかわいすぎるということ。
わたしの1番の元気の源です!!
さて、私はベトナムに来て1年が経ちました。
環境にもなれ、活動も落ち着いてきました。
今後の目標は、少し視野を広くしセンターの外に眼を向けてみることです。
障害を持つ子供たちが、地域社会(自宅、学校、社会)に適応する際の手助け、また、金銭面や、重度の障害で病院にこれない子供たちと関わることができれば、と考えています。
最後に、戦後成長し続けるベトナム、その経済の中心ホーチミン市の活気を、肌で感じることができるのも貴重な経験です。
物価がどんどん上がっていく…、そのスピードに少々驚きつつも、めまぐるしく変わっていくこの魅力溢れるベトナム生活を楽しんでいきたいと思っています。
(朝食の定番「フォー」)
残りの活動期間、1年、頑張っていきたいと思います!
最近、セミの声の大きさが一段と増していると思うのは、私だけでしょうか。
(最後の力を振り絞っているんでしょうね)
しかし、暑い
今回は、作業療法士として活動されている高尾さんの活動紹介です。
作業療法士という職業がないベトナムでどのような活動をされているのか???
ぜひご覧ください
こんにちは。
高尾麻衣子と申します。
私は、福岡県にある病院で4年働いた後、現職参加制度を利用し、職場を休職させていただき、この青年海外協力隊に参加しています。
現在は、ホーチミン市にある障害児整形外科リハビリセンターで作業療法士として活動しています。
ベトナムにはまだ作業療法士という職業がなく、発達障害領域の子供を対象に、正しい作業療法知識に基づく治療・訓練の 質の向上を図る目的で、派遣されました。
配属先のセンターは、たくさんの緑に囲まれた、とても魅力的な場所です。
スタッフ数約70名(同僚の理学療法士10名含む)、ベッド数約120床、その他、子供のデイケアや外来リハビリに来る子供たちで、センター内はいつも活気に満ち溢れています。また、たくさんの外国人ボランティアの出入りがあり、地域に開かれたセンターです。
私の1日の活動は、主に外来の子供のリハビリと、デイケアの子供のお世話・日常生活動作訓練(食事・着替えなど)です。
デイケアには、16歳未満の約40名の子供たちが通ってきています。
配属された当初一番驚いたのは、この子供たちがバイクで送り迎えされていることでした。
バイクの上で姿勢を保てない子は、両親の間に挟まれていたり(3人乗りで)、抱っこ紐のようなもので、しっかりと抱えられ、やってきていました。日本では考えられません。
子供たちは、先天性の病気や、交通事故により障害を抱えています。
戦争時の枯葉剤の影響を受けている子もいると言われていますが、証明することが難しく、保障を受けることができるのは、ほんの一握りだと聞きました。
また、交通事故が多いのもベトナムの特徴だと思います。、世界1位と言われているバイクの数、交通マナーも悪く、いくら注意していても、ヒヤリとするような出来事によく遭遇します。
(バイクの嵐…)
日々活動する中で感じたことは、技術を伝えるつもりできていたけど、逆に教わることも多くあったということ。
乏しい語学力、人間関係、1人ではなにもできないことを実感させられ、周りと協力することの大切さを改めて感じました。
また、子供たちの笑顔がかわいすぎるということ。
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今後の目標は、少し視野を広くしセンターの外に眼を向けてみることです。
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サッカー 日本‐ヨルダン戦について ヨルダンより報告!
ブログの紹介です!
地球の裏側・パラグアイ便り
『ゴ』と『キラ』ってなんでしょう??
佐賀も、ヨルダンもお花がきれいな季節です♪
自分にできることを… ベトナムでの活動
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Posted by JICAデスク佐賀 at 09:47│Comments(0)
│佐賀県出身JICAボランティア