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Posted by さがファンブログ事務局 at

2010年09月01日

ガーナだより

さて、今日はアフリカ、ガーナの警察庁本部で働いてらっしゃる佐賀県出身シニアボランティアの江口さん(職種:柔道)からのお便りが届きましたhappy02mail
 ガーナの人たち・子供たちが柔道を学びたいという思い、そして江口さんがガーナの人々のために柔道を伝えたい想いが伝わってきましたshine
 

 皆さん こんにちは! 
 私はガーナで活動している江口です。


 アフリカ大陸と九州は何となく形が似ていてガーナは肥前鹿島付近と想像してもらえば分りやすいのでは。
 国土は日本の3分の2、人口約2300万人です。
 赤道に近いわりに今8月は一年で一番過ごしやすく涼しい季節です(雨季25℃~26℃)。
一番暑いのは3月、4月です。さすがにこの時は暑いのですが大きな木の下に行けばホッとするぐらい涼しく感じます。


 もうここに来て1年7ヶ月たちました。首都にいるので水道、電気が何日も止まることはありませんが、それでも断水、停電はあります。
最初は真っ暗な外の景色が珍しかったのですが、今ではそれも慣れてしまいました。 
 車は多く、朝・夕のラッシュや携帯を持って電話しているのを見たら「日本の今」と同じです。
 でも外で炭火を使って調理をしたり、子供が小さな子をおぶって面倒を見ている風景は日本の50年位前と同じに思います。


 TV
の普及率も20%ということで今年のワールドカップの時はよその家に見に行ったり、道路に大きなスクリーンが設置され、それを皆で立って応援していました。


 買い物はスーパーマーケットがありますが富裕層か外国人が行くところで、普通は露天のローカルマーケットや
頭の上に大きなたらいのようなものを乗せ、その中に野菜、果物、雑貨などを入れて売り歩いている人から買います。



 食べ物はフーフーとかバンクーとかいう餅みたいなもの(トウモロコシの粉やヤム芋を茹でたり練ったりして杵でついたもの)
をスープと一緒に食べます。味付けはトマト、唐辛子、パームオイルでオクラや魚、鳥肉が入っています。


 
 私は現在ガーナで柔道を指導しています。
ガーナ柔道協会があり柔道人口は200人~300人位です。国内5~6ヶ所で練習していますが、
私は主に首都アクラで指導しています。

 ガーナの人たちは身体能力も高く立派な体つきの人が多いのですが、国際的に見たらまだレベルは高くありません。
10年前には
JOCV(青年海外協力隊)が指導していたのですが、それから途絶えていたので心配でした。
 簡単に手に入らない柔道衣、畳をどうにか維持し自分達で頑張って続けていました。
 日本みたいに柔道場というものはなく体育館を三つのスポーツで分けながら、畳を倉庫から運び、敷き、練習が終わったら
又一枚づつ片付けるということを毎回繰り返しています。

他のスポーツ(バドミントン、卓球)のシャトルやピンポン玉が飛んでくることもある中、学校や仕事が終わった後よく練習しています。
柔道衣も一人に一着はない状態だったので、日本の講道館からの好意で中古柔道衣100着、ガーナに送ってもらい、
今皆喜んでそれを着て練習しています。小学生も柔道をしたいと練習しておりますが、子供の柔道衣はここでは手に入らず
Tシャツ、
短パンでしています。練習や技の範囲が限られていますが、それでも元気に練習しています。
(この子供たちにも柔道衣を着せてやりたいのですが、日本から送ってもらうしか方法はなくどうしたものかと考えています)


 ガーナの人達は温厚でとても友好的です。時間の流れが日本と違ってゆったりしているので最初は戸惑いましたが今は
「これもガーナ!」と思えるようになりました。大家族で助け合い、暮らしています。葬式の時は道路を封鎖し、
椅子を並べ太鼓や音楽をガンガン鳴らして踊り長い時は三日間も続きます。


 私の活動もあと4ヶ月の任期となりました。ガーナの柔道が発展できるようにさらに土台作りに力を注ぐつもりです。

      


Posted by JICAデスク佐賀 at 09:54Comments(0)佐賀県出身JICAボランティア
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